町屋2丁目などで私立認可保育園計画…保育の質の確保で区が果たす役割は

町屋2丁目などで私立認可保育園計画…保育の質の確保で区が果たす役割は

園庭代替えの公園整備や採光、安全対策など
定数の確保とよりよい保育のためのガイドラインを

区は、新たな認可保育園の計画として①町屋2丁目私立認可保育園(町屋2丁目2番)②東尾久3丁目私立認可保育園(東尾久3丁目27番)の開設を支援すると発表しました。
町屋2丁目の保育園予定地は、尾竹橋通りから道一本入った場所(周辺は木造密集地帯)。事業者は、株式会社グローバルキッズですでに区内で認可保育園2園を運営しています。運営開始は、来年4月の予定です。
出口は、車一台が通れるだけの狭い生活道路です。また敷地周辺は建物に挟まれています。もちろん園庭などはありません。
東尾久3丁目の保育園予定地も幹線道路・尾久橋通りに面したビルの2階です。待機児童の解消に向け保育園確保は必要です。
同時に保育の質・環境の確保は差し迫った課題です。
共産党区議団は、当面①子どもたちがのびのび遊べるように代替え公園の整備(子ども用トイレなど含めて)②公園移動時の補助要員(安全確保含め)配置など緊急に行うよう求めてきました。また園児の非常時の安全確保も独自の対策(木造密集地域、ビルの2階以上の場合など)が必要です。
そして荒川区が公私を問わず、めざすべき保育の姿をガイドラインとして明らかにする時です。