荒川区の就学援助入学準備金が小中とも2月支給へ…準要保護の金額も引き上げ 願いが実現!

荒川区の就学援助入学準備金が小中とも2月支給へ…準要保護の金額も引き上げ 願いが実現!

区民のみなさんの切実な声で区政を動かす…
義務教育無償の実現に向けて引き続き負担軽減を

日本共産党区議団は、小中学校の就学援助「入学準備金」が学校に入ってから7月の支給では制服やランドセルなどの購入に間に合わない…入学前に支給することを繰り返し求めてきました。
中学校では今年度から2月支給が実現していました。今回、小学校入学についても前倒しで2月に支給することになりました。
9月中旬に「学校案内」に申請書および案内書を同封することになっています。
また、支給額についても、準要保護も要保護と同じ水準にするよう、質問や予算修正を通じて求めてきました。これに対し、今年度から準要保護世帯も小学校40,600円中学校47,400円とそれぞれ16,710円、20,540円引き上げています(左表参照)。
こうした改善はありますが、就学援助の支給金額が実際に必要な費用に見合っていません。そのため①要保護含めて就学援助の支給金額を実態に合わせて引き上げる②就学援助を利用する基準を生活保護の現行1・2倍から1・5倍に引き上げるなど求めていきます。

学校給食無料化の実現へ
同時に学校給食無料化についても、国に対して実施を迫るとともに、区独自に実施するよう求めていきます。
貧困がひろがる中で子どもの食のセーフティネットなり、子どもの健康や発達を支える学校給食の果たす役割がますます大きくなっています。無償化は、子どもの貧困の改善にも大きな役割を果たすことが期待されます。

申請書を返送用封筒で郵送
〒116-8501(住所不要)
荒川区役所3階学務課学事第二係へ
問い合わせ☎3802-3111内線3338