コロナ危機でも区内再開発計画推進?西日暮里+三河島北で補助金約400億円ですが…

コロナ危機でも区内再開発計画推進?西日暮里+三河島北で補助金約400億円ですが…

区が西日暮里に続き三河島駅北再開発を推進
住宅760戸、1万㎡商業、体育館というが

9月15日の建設環境委員会に三河島駅前北地区再開発事業について報告がありました。地権者84名(地主61・借地23)中71名(4月1日現在)が準備組合に加入。機運が高まっているとして、今年度中に都市計画決定を行い、2023年度に着工、2026年竣工をめざすとしています。旧真土小跡地(思い出広場)を含み、区の権利分も入れて体育館を作る予定です。一方タワーマンションに住宅760戸、西日暮里駅前再開発と合わせて2000戸近くになります。コロナ危機が進行する中で、この再開発が優先課題でしょうか。
密集地域改善にこそまちづくりの力集中を
三河島北再開発1・5㌶に128億円、一方区政の最重要課題不燃化特区(密集市街地整備)事業は、291㌶区面積の3割(人口7万、3万8千世帯)を占めますが6年間で予算約45億円、使ったのが約28億円です。税の使い方があまりにも違いすぎるのではないでしょうか。

完成予想図と現在の真土小思い出広場

《三河島駅前北地区再開発事業概要》
①地区面積 1.5㌶
②主要施設 住宅、商業、業務、体育館など
※住宅戸数760戸
③地上43階
総事業費約 400~430億円