区立幼稚園4園・こども園廃止計画の見直し陳情5本はいずれも趣旨採択に…あきらめず計画見直しを求めていきます

区立幼稚園4園・こども園廃止計画の見直し陳情5本はいずれも趣旨採択に…あきらめず計画見直しを求めていきます

特別な支援が必要な子どもへの配慮など
廃園後の保障もない計画の実施は見直しを

10月12日本会議で採決が行われた、幼稚園関係の陳情5本はいずれも賛成多数で趣旨採択になりました。
日本共産党区議団は、5つの陳情に対し、「計画の見直し」などを中心にしたの道理ある陳情として採択に賛成しました。(下の資料参照)
趣旨採択の討論は、自民党は、「陳情者の気持ちもわかるが基本的に廃止計画はすすめるべき」との意見でした。公明党は町屋幼稚園存続・採択、東日暮里・存続不採択、私立幼稚園支援・趣旨採択で、残りは不明でした。
教育委員会はこの結果を受けて粛々と廃止計画を進めようとしています。趣旨採択とはいえ、少なくとも陳情趣旨を真摯に受け止めべきです。
一つは、計画を知らない区民が多く残されていることです。区報で幼稚園廃止計画特集でも作成して、改めて周知し『ご心配事』に回答すること。
計画は「5園の廃止は3年後、4園は地域拠点園として残す」というのですから11月7・8日に区立園募集の結果を受けて一クラスの園児数が7名以下の場合でもクラス編成を行うことが最低限求められます。
また私立幼稚園に対しての支援が必要な子どもたちへの教員加配など早急に具体化して議会に示すことが求められています。
区と教育委員会がこうした責任を果たすことなく、廃園ありきで強行することは許されません。
あきらめずに廃園計画の見直しを求めていきます