2017年9月会議 横山代表質問

2017年9月会議 横山代表質問

1、核兵器廃絶に向けた取り組み

2、高齢者の暮らしと尊厳を守ることのできる第7期高齢者プランの策定を

3、国民健康保険広域化への対応について

4、どの子にも豊かな成長のための環境整備と子どもの貧困対策について

5、図書館のいっそうの充実をめざして

6、地域防災計画の改定について

7、区の住宅政策について

8、区内産業振興について

1、区長として核兵器禁止条約を日本政府が締結するよう強く働きかけるとともに、現在の平和都市宣言を核兵器廃絶と原発ゼロを明確にした「非核平和都市宣言」に改定すること

2、高齢者の暮らしと尊厳を守ることのできる第7期高齢者プランの策定を

①介護保険料については、介護保険準備基金だけでなく一般財源も投入して引き下げをおこなうとともに、低所得者への減額制度の抜本的に拡充すること
②高齢者が住み慣れた地域で住み続け、区外施設入所者も区内に戻ることができるような、介護施設や高齢者向け住宅などの整備計画を明確にすること
③地域包括支援センターの相談体制の強化では、相談担当を独自に配置するとともに、24時間態勢を実質化するための検討をおこなうこと
④町屋と荒川の地域包括支援センターを分割してそれぞれ2カ所にするとともに、将来小学校区に1カ所に拡大すること
⑤各地域包括支援センターに配置された認知症地域支援推進員が個別ケースに関わり早期発見などで力が発揮でききるようにすること
⑥圏域会議は、本人の意思確認や主治医の意見表明などもなく、その必要性含めた見直しをおこなうこと
⑦困難ケースや急迫事態などに対し区のケースワーカーが最初から係わりアウトリーチが迅速に実施できる体制をつくること
⑧介護の経済的負担を軽減するため、おむつ代の所得制限の撤廃、シルバーカーなど購入支援、重介護高齢者への手当支給など区独自の支援を検討すること
⑨家庭介護者へのマッサージサービスの拡大とともに、手当支給など経済的支援や休養確保、介護離職者への再就職支援など具体化すること

3、来年度からの国民健康保険広域化に対し、国のガイドライン改訂に基づく保険料試算について公表するとともに、ガイドライン改訂が大幅値上げの抑制の範囲であり、新たな財源措置によって高すぎる保険料を引き下げるために働きかけること

4、どの子にも豊かな成長のための環境整備と子どもの貧困対策について

①園庭を持たない保育園については、代替えの公園にトイレや遊具、日よけなど必要な整備を行うとともに、安全かつ気軽に公園に出かけられるよう人員を配置すること
②区がめざす保育園の園庭のあり方や一人あたりの床面積、保育士の配置など保育園の環境・保育の質を明確にしたガイドラインを策定・公表し区内全園に徹底すること
③これまで区が実施したタブレットPC配備含めた子どもの貧困対策によってどこまで貧困の解消に効果があったかなど検証を行うこと
④子どもの貧困対策として就学援助入学準備金の入学前支給を中学だけでなく小学校入学まで拡大、学校給食や教材教具の公費負担拡大など義務教育費の負担軽減などに思い切った対策を実施すること

5、図書館のいっそうの充実をめざして

①レファレンスサービスやビジネス支援など問題解決型のサービスについては、独自に司書を配置すること
②町屋図書館については、エレベーター設置の本格的検討をおこなうとともに、内装や備品の更新など改善計画を策定すること
③地域図書館や図書ステーションにも無線ラン、データベース提供はじめ各種インターネットサービスを早急に整備すること

6、超高層建築物での長周期パルスや都市型局地豪雨などこれまでの想定を超えた自然現象への対応を加味した地域防災計画の修正と実効性ある対策を講じること

7、住まいは人権をまちづくりの柱にすえ、高齢者、障害者、低所得世帯、若者はじめ誰もが安心できる住宅を確保できる荒川区をめざし、横断的に住宅問題に取り組むため住宅課を設置すること

8、区内中小企業の販路拡大に向けて年1回の産業展だけでなく、日暮里駅前広場などで区内事業者が発信できる場の提供など様々な取り組みを検討実施すること