「吉徳流通センター」跡地は何になるのでしょうか?都営住宅募集中ですが新規都住建設を真剣に検討する時では…
- 2018.05.10
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町屋6丁目にあった人形の吉徳流通センターの建物が解体され、広い敷地が姿を現しました。隅田川沿いは、かつて工場や倉庫などが立ち並んでいました。いまは、その多くがマンションになっています。残された中でも大きな面積を持っていたのが吉徳流通センターでした。だいたいがマンションに変身するのが通例です。当然、地権者やデベロッパーの意向によって決まるので、あれこれは言えません。しかし、いまどういった住宅が必要か考えてみました。ちょうど都営住宅の募集中です(5月15日まで申込書配布、17日木曜日必着)。ご高齢の方が民間アパートに入居することには、大きな困難があります。都営住宅も数が少なく「宝くじ」と同じといわれる倍率です。一定の空き地を見ると「公的利用ができないか」「新規都営住宅が建てばどんなに助かるか」と思いながら街の風景を眺める日々です。
※この写真は、町屋5丁目電化通り沿いに建設中の都営住宅です。石原都政以降は新規都営住宅の建設はゼロ。いま建設されているものは、すべて古い都営住宅の建て替え用です。荒川区内の都営住宅は、いつも高い競争倍率です。「20年間申し込んでいるがあたらない…」と嘆くご高齢のみなさんのお話を聞くと安全で人間らしい暮らしができる住宅の確保は、政治の大きな仕事だと感じます。都政の転換で新築都営住宅の建設を!区政でも高齢者、障害者、若者など住宅に困窮するみなさんの願いに応える住宅政策の確立が求められています。
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