2021年…希望を切り拓く年に…核兵器禁止条約が1月22日に発効し核兵器が絶対悪に

2021年…希望を切り拓く年に…核兵器禁止条約が1月22日に発効し核兵器が絶対悪に

2021年…新しい年はコロナ感染拡大が広がる中で迎えることになりました。しかし今年をコロナ後の社会も展望し、希望を切り拓く年にしなければならないことも確かです。
「検査」「保護」「追跡」という感染拡大を抑え込む基本を無視し、「GoToトラベル」に最後まで固執し続けた、菅政権の無為無策が引き起こした「人災」とも言える状況ではないでしょうか。
そのため政治への不信感、閉塞感も漂っています。お会いする方の中からも「菅政権はひどすぎる。しかしどうせ政治は変わらない」「野党はバラバラで変わる希望が見えない」などの声が聞かれました。ではどうすれば、国民の願い政治が実現できるのか?それは、市民と野党の共同・共闘の発展前進であり、未来への希望を切り拓く大きな力になると思います。
やはり、より良い政治、より良い暮らし、より良い平和な世界を求めるのり組みを絶対に諦めない事が大事だと痛感する新年です。その証が、今月1月22日に発効する核兵器禁止条約です。核保有大国の圧力にもめげず、2017年に国連総会で122カ国に承認された条約を50カ国が批准することで正式に発効するのです。この日以降核兵器は、地球上の「絶対悪」となるのです。唯一の戦争被爆国日本の政府が、背を向けていることは残念ですが、世界の流れは、「核兵器廃絶」への確かな歩みを始めることでになり、明るい希望を切り拓く一歩となります。これも被爆者を先頭に、世界各国の多くの人々が諦めないで歩みを続けてきたから到達したのだと思います。

そこで魯迅の「道」をまた読み返すのです。
希望とは、もともとあるものとも言えぬし、ないものとも言えぬ。
それは地上の道のようなものである。
地上にはもともと道はない。
歩く人が多くなれば、それが道となるのだ。

多くの人と歩み、道を作り、希望を切り拓く年にするために大いに力を尽くします。