駅前再開発を検証 補助金240億→300億、参加組合員(予定)=東急不動産に…西日暮里駅前再開発…このまま進めてよいのでしょうか?

駅前再開発を検証 補助金240億→300億、参加組合員(予定)=東急不動産に…西日暮里駅前再開発…このまま進めてよいのでしょうか?

西日暮里駅前再開発を検証する…高い公共性・区民の理解と公開の確保を

 西日暮里駅前再開発地域は、旧道灌山中学校・ひぐらし保育園・旧ひぐらし通所サービスセンターの区有地・区道が4割、都道など加え約6割が公有地。その開発は公共性が高く、区民の理解と公開が大前提です。


計画立案推進してきた野村三菱JVが撤退…
 再開発準備組合が発足した当初から9年間、野村不動産、三菱地所が計画を立案し、区も最大地権者として一体になって推進してきました。
 今年に入り、準備組合は、計画推進と保留床を買い取る参加組合員の選定を実施。その結果、新たに東急不動産が野村不動産・三菱地所などに大差をつけて予定者に選定されました。その理由は①保留床の高額買取②住宅・商業計画③環境対策などとしています。
選定過程の記録不存在ってありえない…?
 日本共産党区議団は、誰が選定委員なのか、低い点数だった企業体の提案はどうだったのか、9年間付き合った事業協力者である野村三菱に大差がついたのかなど選定経過の議事録=記録の公開を求めました。しかし区の回答は、「不存在」つまり記録を残してないというものです。税金も240億から300億円に増額しています。
 将来検証もできない公共事業などあり得ません。