女子医大東医療センター移転…荒川区が新たなに医療機関の誘致を計画

女子医大東医療センター移転…荒川区が新たなに医療機関の誘致を計画

災害拠点病院の区内確保とともに小児救急や産婦人科なども必要です

荒川区は、区議会に東京女子医大東医療センターの足立区への移転決定にともない、現在の東医療センターを有効活用して災害拠点病院(200床以上)を確保するための方針を報告しました。
その内容は…
▼荒川区が土地・建物を購入する方向で女子医大と合意。今後、金額などの詳細について協議をすすめていく。
▼現在の外来棟と東病棟を残し活用して医療機関(災害時の対応・地域医療の拠点・急性期からリハビリ在宅療養までの健康づくりの拠点となる病院)を公募、今年度中に選定する
▼現在の1号館・画像診断棟・管理棟・看護学校の部分は宮前公園として整備。また東京女子医大所有の博友寮(7月閉鎖)と至誠会第二保育園の跡地も購入し、宮前公園を拡張する。
▼2021年度内に予定されている移転後、必要な改修工事を経て新たな医療機関が開設できるよう準備をすすめる。
最低限災害拠点病院の確保は重要です。同時に小児救急、産婦人科の継続、新たに必要な診療科目など含め、区民の声を十分に聴き、内容を精査すべきです。引き続き今後の具体化で必要な意見を区にあげていきたいと思います。
みなさんのご意見をお寄せください。